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個別記事の管理2013-08-03 (Sat)
②のつづき


屋根裏まで お布団 寝袋?みたいなのビッシリの山小屋

これから 夜ごはん 
でも なかなか準備できない すでに23時
ざっと割り当てられた 屋根裏スペースで とにかく休憩
何でもいいから 寝てしまいたい
腰 足は パンパン 


食事のお呼びがかかるまで  待つ
・・・・・とにかく 遅い
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やっと食事
カレー
食べようとした
何せ 12時頃にバスの中で食べたお弁当から
わずかの行動食しか食べてないのだから
空腹 のはず

一口 二口・・・・・ なぜか入らない
空腹なはずなのに 食欲がない
見ると バクバク食べる派と 全く 殆ど食べない派に分かれてる
我らレディース 3名とも食べれず

後でガイドさんに聞くと 食べれない人も多いのだとか

カレーの写真を撮る余裕なし
すっかり忘れてた

仮眠 出発までの レクチャーがあるが 声が届かない
なるべく上半身は起こして 横にならず仮眠せよ
という部分は伝わった
出発は 01:20 他の人に教えてもらった

1時頃が出発だと予定知ってたので 驚かない
ただ 寝るのが12時だとは聞いてないぞ 

カレー晩ごはんを2口で終わり お布団へ
横になるなと言われても 身体が拒絶する
横以外で 休憩できない
絶対 寝てやるー  


熟睡までいかないけど 少し寝てた
山小屋は騒がしくて寝れないよ~ 耳栓あった方がイイよ~
なんて話も聞いたけど 誰にもそんなパワーは残ってない

ふと 目が覚める
何時? 
01:10AM  えーーーーーーーーーーっ

跳び起きる

寒い 頂上は 0℃予想とか
防寒のために レインウェア着用の指示が出る

真っ暗の山小屋 各自のヘッドライトを頼りにゴソゴソ準備
しかも 大急ぎで

中に厚手を着込み レインウェアを来て
トイレを済ませ
自分の顔を見るヒマもなく
朝食用のお弁当を頂き
一心同体の登山靴を履き ストックを持つ

あれ? なんだか 頭痛??
高山病の始まり??

レディースにも 軽い吐き気など 似た症状が出た

なるほど だから熟睡するなと言われたのだ
呼吸が浅くなるから
3000mから高山病になりやすい

ぼんやりした思考の中で 深呼吸
とにかく 呼吸 大きく 大きく 繰り返した
スースーハー 出産かっ


急げー お日様は待ってくれないぞー
7/29 01:40 山小屋 出発

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休憩後の体力は 若干パワーUP
しかし ダメージは蓄積されてるので限界は30分でやってくる

インストラクターの状況判断により ルートが変更される
予定の岩場が多い登山道より
砂利道の遠回り 下山に使う道を登る


この辺りで 大阪から フリー参加してるメンズ1名と合流する予定だった
ところが ガラケーの電池残量ナシ を最後に
彼とは 連絡が取れなくなった

数時間先に 8合目の山小屋(3400m地点)に着いてたところまでは 確認済
私らの山小屋より 上にある

しかし その後 私らの登山ルートが変わったので
彼の山小屋前を通らない
頂上にいる時間が分からない
はたして 送信したメールを確認できたのか否か


そして
この後 私は落ちこぼれ 問題児となってしまう

深呼吸のお蔭で いつの間にか 頭痛はなくなってた
だけど 足腰は 着いて行かない
動かない
チームが進んでも 休憩してしまう
友達も一緒に 休んでくれる

そーして チームのビリになり ぜーぜー ハーハーしてた時
インストラクターの中村サンが戻ってきて
大丈夫?

高山病ならダメだけど、体力の問題なら何とかなる!! どっち??

途切れ途切れの声で 「体力の問題!」 っと返事

じゃ 先頭へ行こう!

(えーーーーーーーーー)

チームが休憩してる間に チームの先頭まで必死で追いつく
先頭ガイドの後ろ チームの一番前にスタンバイ

問題児の定位置って感じ
目の届くところでって

この間にも チームには脱落者2名 45名になってた
列はかたまって 間を空けずに進むのが理想
それが ばらけたり 乱れたりする度に
2名のインストラクターさんは フォローする

TVや写真で行列で写ってるのは 渋滞してるんじゃなくて
チームがまとまって進んでるから
他の人が割り込まないように ガイドが判断しやすいように
各チームはひと塊になって カタマリ毎に休憩したり 進んだりする


長い 長い 上り坂 土や砂利の道
空気は薄く 金魚みたいにパクパク
高山病にならないように 大きな呼吸を繰り返す

牛歩登山で行くよー
ゆっくり登るのは 酸素の薄さに身体を順応させるため
もちろん チームの体力も判断してのこと

返事したくても 真後ろに居ながら 声が出ない
心拍数上がりまくり
自分の呼吸と ハーハーしか聞こえない
20cm前に出す足が辛い
先生(インストがいつの間にか先生になってた)のシューズだけが目標
先生の1歩が進むから
私の1歩
同じ数だけ
なるべく 同じ場所を踏んで

土砂の道 滑りやすいから

景色も 後ろも 何も見えてない
どーせ真っ暗だし ヘッドライトで浮かぶ足元しか 見えない
星がきれー 誰かが言った
ホント メガネ無の視力でも キラキラ★が輝いてた
でも感激の余裕も 無い

呼吸することと 先生と同じ1歩を出すこと
頂上のことは 考えられない
目標は わずか50cm先の先生のシューズ

思い出す時に 涙でてくるところだよ (笑)



何度かの休憩
立ち止まる度に 寒さに襲われる

04:10 あと50mで頂上というところ
霧雨みたいなのが降ってて 写真はこうなってしまう
そんなに 濡れるほどじゃないんだけど
横に降ってる ってか飛んでる
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頂上が突風 強風なので ここで少し待機する

登頂達成の嬉しさは なぜか ない
寒いけど 動かなくてよい休憩が有難い感じ

この頃 私は 手を引いてもらわないと 立ち上がれないほど弱ってた
休憩から立ち上がる度に 仲間 先生に手を取ってもらいました
足に加え 弱い腰へのダメージでボロボロでした


5分 ・・  10分  ・・・

一筋のオレンジが 現れたり 消えたり
小さなオーロラみたいに
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カメラを向けると無くなって
数秒ごとに繰り返して



少しずつ明るく 大きく なって

あちこちで 歓声が起きて
04:38
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いつのまにか 雨が止んでて

その瞬間は 大歓声ーーーーーーー
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やった~ 目標達成~ 3776m 日本一のお山

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夏の太陽を見せてくれました

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その後 ちょい先の頂上スペースへ
きゃーーーーーーーー

ずっと待っててくれた メンズ1名と合流
ルートが変わったことまで メールで確認できて
頂上入口で 母を訪ねて・・・みたいな感じで探しまわってたらしい
うるる~
会えた感激 
ちゃんと考えて行動してくれた
おバカな甥でなくって良かった感激


でも すでに雨
奇跡のご来光は わずか数分のドラマでした

気温2.3℃ 体感温度それ以下
手はかじかむほど 冷たい
じっとしてると とても寒い

頂上は 小雨でも台風以上の強風
飛ばされそうな状況を伝えるのは難しいけれど
やっと撮れた 登頂記念写真
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そして あっという間に下山開始


下山道は 大小の砂利 砂地 赤土 
滑りやすく 砂が強風に舞う
んだけど 小雨のおかげで あんまり砂が舞わない


途中の間違いやすい分かれ道で 最後のレクチャー
ここから先はチーム解散
各自のペースで下山し 集合場所で再会する



さぁ!!

徐々に普通の雨となって
途中 ザックカバーをかけるほどになる

ひざ下 シューズは泥んこ

下りだから 楽だと思ってはダメ
黙々と ストックを頼りに(そう 完全に頼り切って)歩く

時々 ズルっ ズズっ と滑る
それでも 1歩ずつ

2回ほど 休憩する

でも時間を考えると ギリ
10:15集合なのだから
着替えや荷物整理 お土産を考えると09:30には到着したい

友達は 膝 足指が痛いとの悲鳴
下り坂で 靴に当たり つま先にダメージが出た

6合目
緑が豊かになり 緩やかな道になる
7合目から下は登ったときと同じ道
数時間前に まだ元気いっぱいで歩いた道

5合目まで 1.6km の標識

そこからが 遠い
永遠かと思うほど 遠い
何なら軽い登りも混ざって 
緊急ヘルプのお馬さんが カッポカッポ行き交う

ギブ者のための お馬さん
もちろん有料 高いよ~ &臭い

休憩したい
足はバカみたいになってる
でも とっくに9時を過ぎ 休憩してては間に合わない

歩く

歩く

時間厳守で 間に合わなければ 置き去りにされる
帰りの旅費云々は 自前になる

止まれば それっきり
1歩ずつ 動かしてれば 必ず いつかは着く
  by インスト


そして そして やっと 到着

7/29 09:30AM

17時間10分前に おー! と出発した 富士山5合目
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無事下山のチェック印を付け
大急ぎで 泥んこを着替え
(しかも 更衣室がいっぱいで 廊下だったりする)
トイレに行き
お土産を10分で済ませ
(っていうか 見る時間もない)

10:15 きっちり集合

ところが 道を間違った2名がいるとかで インストさん バタバタ
時間厳守のはずが ただじーっと待たされ
30分後くらいに やっと出発

当然 帰ってこなかった2名様は 自力で帰ることになりました

この後は温泉 昼食 羽田から福岡
無事 1泊2日 山ガールの旅 終了

2度と行きたくない 辛い辛い17時間でした
だけど 行かなかったら ずーっと行きたいと思ってたはず
体力はギリギリ 
でも 確かに あの3776mを この22.5cmの足で歩いた
行って良かった
一緒に登れて 良かった


姪っ子曰く
日本一高いんだよー
日本中の山は アレより低いんだよー
もう どこでも登れるねっ
     


天然娘です

Theme : 日記 * Genre : 日記 * Category : 日記
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お疲れ様でした。 * by 家光の父
感動巨編の富士登山、涙々で拝読しました。(笑)

私も体力の有るうちにと考えているのですが、
これでちょっと腰がひけたかな???
やりきった感で、良い想い出になりますね。
デジさんも、留守番ご苦労様でした。

相変わらずですが、私たちも元気でやっています。

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